027 L’OISEAU BLEU (2)

鹿島茂先生の蔵書紹介

027　L'OISEAU BLEU (2)/ Maurice MAETERLINCK,
illustrations en couleurs de ANDRE-Edouard MARTY, Paris L'EDITION D'ART H.PIAZZA

私が好きなアール・デコのイラストレーターに、ジョルジュ・バルビエ(Geroge BARBIER 1882-1932。『バルビエ・コレクション』1-3、リブロポート刊）、シャルル・マルタン(Charles MARTIN 1884-1934)、このマルティ(1882-1974)、もう一人はジョルジュ・ルパップ(Georges LEPAPE 1887-1971)がいる。バルビエとマルタンは早く亡くなったが、マルティは1970年代まで長生きした。そのマルティの絵を随分集めてきたが、最近、値段が高くなってきている。ジョルジュ・ルパップは、晩年、質が落ちたの比べ、この作家は出来不出来の少なく、晩年までレベルの高さを維持した。数ある『青い鳥』の中で、マルティ版は色彩がその後凌駕するものが出ないほど綺麗なものであり、紹介する次第である。
音声ファイル 2'32''

今回の写真の編集は版権考慮による処理です。

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